超合金 ファイアボール ドロッセル レビュー(前編)

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超合金 ファイアボール ドロッセル レビュー(前編) 

商品名:超合金 ファイアボール ドロッセル
作品名:ファイアボール
発売元:バンダイ
発売日:2010年2月27日
価格:8,400円(税込)


ドロッセル

ウォルト・ディズニー・ジャパンがお送りするシュールな3DCGアニメ『ファイアボール』より
主人公のアンドロイド「ドロッセル・ジュノー・フィアツェーンテス・ハイツレギスタ・フュルスティン・フォン・フリューゲル」
…略して「ドロッセル・フォン・フリューゲル」、更に略して「ドロッセル」お嬢様が超合金ブランドで堂々の立体化。
figmaでリリースされた時も正直かなり驚きましたが、まさか超合金にまで進出するとは。
さすがでございますお嬢様。

写真が多くなってしまったので記事を二分割しました。後編も併せてご覧下さい。

パッケージ


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箱は275mm×210mm×60mmと比較的コンパクトなサイズ。
箱に書かれた
『お嬢様は超合金』
『※申し上げるまでもなく、ゲデヒトニスは付属いたしません。』
『(パンチが)飛ばないじゃない』
『(パンチは)お飛びあそばされませんね』

という文面がナイス。

中敷きのシートにもおかしな(funny的な意味で)事がスペース一杯に書かれています。
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面白すぎるので頑張って全文転載。
オリジナルに忠実にあえて改行してません。

『これは一般的によく知られている事実だが、硬いものに柔らかなるものを流し込むと概ねの状況において物事の具合は大変よくなる。金属においてもそれは例外ではなく、鋳造と呼ばれるその民族舞踊は、主にメルクール神を崇拝するハイペリオンの末裔たちにとって、先祖の霊を鎮魂する目的を持つ象徴的な公共事業でもあった。天文学者でもあるクロノス国エンケラドゥス領に住むビスパコイストヴァ元男爵も、また例外なく、トンチンカンであるほどに美しいとされる鎮魂の舞い「レジナルド9番」に興じながら、硬いものに柔らかなるものを大いに流し込んでいたわけだが、舞いの開始より28年後、この偉大な天文学者は、バルコニーより地上へとしどと流れ落ちる柔らかなるものを凝視しながら、無目的にただひたすら沸騰した柔らかなるものを放出しつづける行為はハイペリオンの末裔の行為としてはいかがなものか、と首を傾げたのである(その首の角度こそが「レジナルド9番」のクライマックスにおける最も適切な作法として今もなお伝承されている)。そこで、ビスパコイストヴァ元男爵は、かつてメルクール歴48794年、のちに「光の天使」として知られるウラノス国テンペスト領19代当主ドロッセル・フォン・フリューゲルが、彼女のお屋敷最上階よりわくわくしながら足を滑らせ落下した際に鋼鉄の大地に穿たれたとされる小さなクレーターに向かって柔らかなるものを注入することを試みた。いよいよもって適量の柔らかなるものが注ぎ込まれたのち、一定の塩梅で圧力を加えたところ、そのクレーターが内部より輝く硬質な立体物が発生することが分かった。これこそが、かつて人類が偶像崇拝と称したお人形遊びのはじまりであり、我々の目の前に置かれたありふれた素材による箱の中身こそは、前述した輝く硬質な立体物の正確な縮尺レプリカである。さて。この天文学者は、一連の出来事をきっかけとして、この惑星の重力に秘められた重大な真実を発見するにいたり、当該の硬くなった柔らかなる物質もドロッセリウム合金といった名称で広く知られることになるわけだが、それはまた別の話である。
――プロスペロ改訂増補版 第5章21節
「超合金、すなわち合金を超越した合金を開封するにあたり知っておくべき事柄」より』

ちゃんと読んだ方、お疲れ様でした(笑)
自分はこの無意味かつシュール極まりない長文を読んでゲーム帝国の単行本を思い出しました。
ただ完全に意味のない文章かというとそうでもなく、作品のファンにとっては興味深い記述もいくつか散見され、
たとえばお嬢様が屋敷最上階よりわくわくしながら足を滑らせたというメルクール歴48794年
本編最終話『夢の生まれる場所』と同じ年の出来事だったりします。

マニュアルにも面白い事が書いてあるのですが、本体紹介する前に文字数がとんでもない事になっているので省略。
というわけで、ここからが本題です。

全身


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大変麗しいお嬢様。造形に関してはほぼ完璧だと思います。
ひとつ気になる点を上げるとするなら、ダイキャスト剥き出しの肩と太腿上部の関節。
他は設定通り黒いだけに結構目に付きます。特に太腿。
ちなみにパッケージ等のサンプルではちゃんと黒く塗られています。
どうしても気になる場合は自分で塗ってやるといいかもしれません。

サイズはおよそ185mm。
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さすが超合金だけあってすごく大きいです。

figmaとは大人と子供ほどの差があります。
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どちらも良く出来ています。超合金の方がスマートですね。

頭部


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オーシャン・ブルーの瞳はクリアパーツ製。
figmaよりこちらの方が設定に忠実な顔立ちだと思います(目の形が)

各部


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R0019152R0019154
R0019156R0019159<
合金がふんだんに使われているため、持つとずっしりとした重みがあります。
胴体や頭の外装はプラ製ですが、素材の違いによる質感の差は特に見られません。
サイズが大きいおかげで各所にプリントされたマーキングの文字も全て読めます。
塗り分けがほとんどない(figmaでは塗装で表現されていた部分もほぼ別パーツ化されている)ので塗装もキレイ。

可動・ギミック


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ツインテール基部はダブルボールジョイント接続。保持力はバッチリ。

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首はボールジョイント接続。
首の軸が長めなので傾けたり横を向いた状態で上下に振ったりも出来ます。

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肩は球体関節+横スイング。肘は単関節で110度程度曲がり、上腕部側の軸がロールします。

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腹部および腰はボールジョイント接続でスイング・ロール可能。

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股関節はボールジョイント+前後スイング。
ここに限らず超合金ドロッセルは下半身の可動がイマイチで、脚は90度弱しか上げられず開脚もあまり出来ません。
腿を横に向ければ多少大きく開けるようになりますが、脚にロール軸がないため接地できなくなります。

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膝は単関節でピッタリ90度曲がります。
ここにはクリックが設けられており「まっすぐ・45度・90度」のいずれかの角度にしか出来ません。
保持力の問題でそうせざるを得なかったのだと思いますが、どうしてもポーズ付けの妨げになります。

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足首はダブルボールジョイント。爪先は上下にスイング。
足を左右にあまり動かせないので接地性はあまり良くありません。


デフォルトの頭部にはライトギミックが備えられています。
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額を外してスイッチを入れる事で瞳が光ります。
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青色LEDを二個使用しているため、光量はなかなかのもの。

同じくライトギミックのあったねんどろドロッセルと。
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超合金の方がかなり明るいです。
ただ劇中ではライトは青くなかったのでねんどろの方が設定には忠実。
ねんどろは襟足にスイッチがありますが、超合金は顔の中にあるのでいちいち顔を外さないとライトのオンオフが出来ないのは面倒。
とはいえ光らせる機会なんてまずないのでデザインに影響を与えない分、それで正解なのかも知れません。


(後編に続く...)






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