商品名:S.H.フィギュアーツ キュアミント&キュアルージュ DXセット
作品名:Yes! プリキュア5 Go Go!
発売元:バンダイ
発売日:2010年3月18日
価格:7,350円(税込)

魂ウェブ商店限定販売の
フィギュアーツ キュアミント&キュアルージュDXセット。
こちらでは
キュアミント、および
特製スタンドを紹介します。
本当はスタンドはスタンドで記事を分けるつもりだったのですが、
ひとしきり写真を撮り終えてから
「武器の持たせ方を間違えていた(ルージュ分含)」という致命的ミスに気付き、
モチベーションが大幅に下がって(&撮り直しに時間を取られて)しまい、
結果分けるほどの写真数でもなくなってしまいましたので、まとめて紹介してしまいます。
先に紹介した
キュアルージュのレビューも併せてご覧下さい。
パッケージ


ルージュと同じく単色刷のパッケージ。色は違いますが。
全身


主人公夢原のぞみの一つ先輩で小説家志望の少女、
秋元こまちの変身する
安らぎのプリキュア・キュアミント。
いかにもしっかりしていそうな見た目と裏腹に性格は歴代プリキュアの中でも屈指の変わり者で、
おかゆに羊羹を入れようとしたり
日常的に探偵のコスプレ衣装を持ち歩いているなど、極めて個性的な感性を持ち合わせています。
「本気で怒らせると怖い」という、おっとり系キャラの定番スキルも所持。
主人公以外で唯一ちゃんとした恋愛模様が描かれたキャラでもあり、そのおかげもあって出番は比較的多め。
人気も(
大きいお友達を中心に)高いようで、ルージュとセットとなった背景にはそこらへんの事情も絡んでいそうです。
フィギュアの出来は非常に良好。
髪型の関係で頭部が大きく見えるため相対的に首の長さが気にならず、
やや小顔気味な他キャラに比べ全体的なプロポーションも整っています。
スレンダーなキャラクターなので素体の体型とうまくマッチしているというのもあると思いますが、
いずれにせよ造形面で言えば5人の中で一番良く出来ているのではないでしょうか。
頭部



顔も良く出来てます。
おっとりとした表情がいかにもこまちさんらしくてイイ感じ。
各部












塗装と表面処理の粗さは他のキャラと同様。
流石に5人目ともなるといい加減目が慣れてしまったのか、自分はそれほど気にならなくなりましたが。
いずれにせよ、離れて眺める分にはあまり問題ないレベルの粗ではあります。
触覚のような襟足は付け根がボールジョイントで稼動します。

セット内容
>>フィギュア本体、オプションフェイス、オプションハンドx3(左1右2)、プロテクト・フルーレいつも通り。
オプション
オプションフェイス。



キリッとした表情。
こまちさんにはいつも笑顔でいて欲しいものですが、こちらはこちらで良く出来てます。
プロテクト・フルーレ。

カラーリング以外は他のフルーレと同様。
アクションなどなど
「安らぎの緑の大地!キュアミント!」
「プロテクトフルーレ!安らぎの光!」



『5』では防御系の技しか持っていませんでしたが、『5 GoGo!』では気円斬を習得。





某駅ポスター風。

特製スタンド
最後に、DXセットに付属する特製スタンドを紹介。
ちなみにフィギュアーツプリキュアシリーズは一体3,150円なので
7350-3150x2で
スタンドの価格は5個で1,050円ということになります。
ひとつあたり200円と考えれば結構お得なのではないでしょうか。
パッケージは極めてシンプルな作り。


裏側は無地で、マニュアルも付いておらず箱に組み立て方が書いてあります。
こちらがバラバラの状態のスタンド。

これが計5セット分付いています。
写真では分かりづらいと思いますが、台座には蝶々のマークが彫られています。
で、組み立てたのがこちら。


台座がハート型という事を除けばあとは魂STAGEとほぼ同じ。
実際にプリキュアを飾ってみたところ。


台座の向きを互い違いにする事でコンパクトに飾ることが出来ます。
四角い台座だとこうはいかないので結構便利です。
3つ並べるとちょうどいいサイズの台座に。


あとひとつあれば6つ並べてキレイな円形になるんですけど。
ミルキィローズに付くかな?
総括
まずは
キュアミントについてですが、とても良く出来ています。
やはりプロポーションに違和感がないのは大きいですね。
5人の中で一人選ぶとするなら自分はミントをオススメします(次いでルージュ>アクア>ドリーム>レモネード)。
特別ミントのファンでなくてもこの出来なら納得ではないでしょうか。
お次に
特製スタンドについて。
基本は魂STAGEなので出来についても概ねそちらに準じますが
台座の形状のおかげで複数並べても場所を取りにくいというのが普通の魂STAGEにはない特長。
デザインがデザインなので飾るキャラクターを選ぶという難点はありますが、
女性キャラであればだいたいマッチすると思うので汎用性は意外と高いです。
逆に
むさ苦しい野郎キャラを飾ってギャップを愉しむというのもアリですが。
出来ればこの手の変わった形のスタンドも一般販売して欲しいと思います。
最後に
フィギュアーツプリキュア5シリーズ全体について。
オプションの物足りなさをはじめ、
表面処理の粗さ、微妙に違和感の残るプロポーション、可動範囲の狭さ(特に肩)など
お世辞にも手放しで褒められるようなシリーズではありませんでしたが
どういった形であれ5人全員リリースしてくれたのは素直に感謝したいと思いますし、
なんだかんだ言っても5人揃うと壮観で、細かい不満もどこかへ飛んでいってしまうのは事実です。
「全員揃える」「プリキュア5に思い入れがある」事を前提とするなら個人的にオススメのシリーズと言えます。
ただ6人目の子が出るのかどうかはわかりませんが、もし出るのであれば
素体も変わる事ですしもうちょっと頑張って欲しいというかfigmaあたりを見習って欲しいなとは思います。
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