商品名:S.H. Figuarts イース
作品名:フレッシュプリキュア!
発売元:バンダイ
発売日:2010年3月20日
価格:3,675円(税込)
『フレッシュプリキュア!』よりラビリンス幹部の一人で総統メビウスの忠実なるしもべ・イース、否
イース様。
2クールで消える(一応)キャラにも関わらず
主人公を差し置いてシリーズ第一弾としてラインナップされました。
いくら絶大な人気を誇るせっちゃんとはいえ最初に出るのが敵方のキャラクターという事自体、結構珍しいですね。
ちなみにさりげなく価格がプリキュア5シリーズより
500円高くなっております。あくまでも個人的にですが、フレプリはイース様が頑張ってた頃が一番面白かったと思います。
全身


文字通り、黒かった頃のせっちゃん。
白くなったら二度と登場しないかと思いきや、過去を振り切るイベントや最終決戦でもチラッと登場(後者は
CV:西村知道)。
小柄ながら出るところはしっかり出ており、所謂
トランジスタグラマー(死語)というやつでしょうか。
短パン至上主義な自分にはこの手のコスチュームはツボすぎます。
素肌に燕尾服というよくよく見ると非常にキワドイ上半身もポイント。
どうでもいいですが、後ろ姿がなんとなく
キュベレイMK-II(プル機)に見えます…。
キュアルージュと比較。

関節部分の構造こそ似通っていますが、素体共々新規に作り直されています。
こうやって並べるとイース様のスタイルの良さが際立ちますね(ちなみにこの二人、
同じ14歳)。
元々のキャラデザの違いもあるので一概に5の出来が悪いとは言えないのですが、
フレプリの方が立体映えするデザインであるのは確かだと思います。
頭部



イース様の特徴である
イッちゃった目を忠実に再現。
ただ生気が失われているだけではなく、凛とした美しさも感じられる良い表情です。
各部












塗装は細かいはみ出しや塗り残しこそ見受けられますが、衣装にツヤがあるため見映えは良好。
襟の裏側や太腿のリボンなどはツヤのないマット塗装になっており、素材の違いを表現しています。
相変わらず素肌は荒れ気味ですが、露出している部分が少ないおかげで特に気になりません。
ちなみに胴体部分(首元とお腹)の素肌は塗装です。
それから前々から気になっていた
背中のフタですが、どうやら
ビス穴を埋めるためのものだったようです。
可動




首は
ダブルボールジョイントx2ですが、デザインの関係で上下にはほとんど動かせません。



肩は
球体ジョイント。肘は
一軸関節。
プリキュア5のメンバーと違い、イース様は肩に余計なパーツが付いていないおかげで
腕を真上、真下に動かす事が出来ます。
フィギュアーツプリキュアの問題点のひとつが肩の可動の狭さだったので、それが解消されているというのは非常に喜ばしい事です。



腹部に
ボールジョイント。前後にスイングさせられます。
ただ脇腹と上着の裾が干渉するため、回転はあまり出来ません。



裾は
胴体と一軸で接続されており、左右に広げられます。

腰に
ロール軸。裾を広げる事で回転させられます。
お腹に空洞が出来てしまうので見映えは良くありませんが。


股関節は
ボールジョイント。
脚は
90度ほど上がりますが、横へはあまり開きません。
開脚に関してはプリキュア5の方が優れています。

パンツと素肌の境目にロール軸。
ここの可動部はプリキュア5には存在せず、ポージングの自由度が増すと同時に接地性の向上にも一役買っています。

膝は
一軸関節で
120~130度ほど曲がります。


足首は
球体関節。
関節周りがすっきりしているおかげで良く動き、上述の腿ロールと併せて接地性は抜群。
セット内容
>>フィギュア本体、オプションフェイス、オプションハンドx3(左1右2)、エフェクトパーツ、ナキサケーベ・カード、リング(太細各2)ボリューム的にはプリキュア5勢と大差ありませんが、プレイバリューはこちらの方が上。
オプション
オプションフェイス。


叫び顔兼
苦痛顔。
ポージングのシチュエーションによって全く違う印象を受ける、面白い表情だと思います。
ナキサケーベ・カード。

青いトライフォースではありません。
厚みがある上に無地なのであまりカードには見えませんが、雰囲気アイテムとしては充分ではないかと。
持ち手は付いていないものの、開き手の指の間に挟んで持たせる事が出来ます。
エフェクトパーツ+オプションハンド。

イバラとナキサケーベの紋章が浮かび上がった手。
組み合わせる事で劇中の
触手プレイナキサケーベ・カードを使った反動で呪いを受けた状態を再現出来ます。
アクションなどなど
調子に乗って撮りすぎました。まあ、それだけ出来がいいということで…。
「スイッチ・オーバー!」
「我が名はイース!総統メビウス様がしもべ!」
手前の3人は食玩のプリキュアート。サイズはフィギュアーツの方がだいぶ大きいです。









神アングル。



お色気フィギュアでもないのに
表情が表情なのでミョーに艶めかしく見えますナ。
総括
造形・可動共にとても良く出来ています。
プリキュア5シリーズの欠点である
「肩が動かない」「安定性最悪」「体型に違和感」といった部分が解消されているので
それらの理由でフィギュアーツのプリキュアは既に見切ったという人は考え直す価値充分にアリだと思います。
個人的には価格をもう少し上げてでも顔や手首をもう数種付属させて欲しいところですが、
いずれにせよこれなら後に控えているキュアピーチ以下フレプリメンバーにも期待が持てそうです。
衣装デザインの都合上、可動に関してはイース様並というわけにはいかないかもしれませんが。
一番の不安は4人全員ちゃんと
普通に(←重要)販売してくれるかどうかだったり。
せっちゃんとミキたんがセットで限定販売とか、充分ありうるからなぁ…。
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