商品名:超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 13.クレイジー・ダイヤモンド
作品名:ジョジョの奇妙な冒険
発売元:メディコス・エンタテインメント
発売日:2010年3月下旬
価格:3,675円(税込)

国民的漫画
『ジョジョの奇妙な冒険』より第四部主人公東方仗助のスタンド、
クレイジー・ダイヤモンド。
三部の主要キャラが(ジョセフ・イギー以外)一通り出揃ったという事で超像可動ジョジョも新章、第四部編に突入しました。
個人的にジョジョは四部が最も好きなので、これまで以上に楽しみなシリーズです。
全身


スタープラチナに匹敵する破壊力・スピードと触れた物体を治す(直す)特殊能力を兼ね備えた、
承太郎曰く
「この世のどんなことよりもやさしい能力」を持ったスタンド。
単純な肉弾戦闘においてはスタープラチナに一歩劣る部分もあるようですが(精密動作性など)、
特殊能力に関しては
反則級とも言える類い希なる性能を有しており、
「自分自身に対しては能力を使用できない」「死んだ者は蘇らない」といった制約はあるものの
生命活動が完全停止する前であればたとえ
身体が四散する致死ダメージであろうとも瞬時に治療する事が出来、
更に
料理を材料別まで戻したり人間を無機物と一体化させたりといった治療・修復の域を超えた
錬金術に近い芸当まで可能。
他にも
修復した物体が強制的に引き寄せられる効果を味方の救出や敵への攻撃手段とするなど、
単なる負傷の回復に留まらない様々な活用がされていました。
一番くじと同様、
ピンク+スカイブルーのツートンカラー。
クレイジーDはこのカラーリングが一番しっくり来ると思います。
いかにも
正義の味方ってカンジですし。
頭部



シルバーチャリオッツに似たぐるぐるお目々が印象的なハンサムガイ。
アゴのハートが若干荒れてますが、他は特に問題ナシ。
各部










各部にあしらわれたハートの意匠と背中から頸部に伸びたパイプがクレイジーD最大の特徴。
ザ・ワールドと酷似する部分も多く見られますが、設定的な繋がりは薄いので
単に
当時の荒木先生がこの手のデザインを気に入ってただけ、でしょうか。
塗装はかなりキレイと言って良いレベルだと思います。
グラデーションも鮮やかで、これといった粗も見当たりません。
可動




首はいつもの三重構造。
首のパイプがいかにも邪魔くさそうに見えますが、可動には全く影響していません。




肩アーマーが胴体に干渉するため、腕を真横に開く事は出来ません。



胴体は3パーツ構成。後ろにはあまり反れませんが前には結構屈めます。
腰は360度ロール。


脚は前後には良く動きますが開脚はそれなり。

膝はほぼ限界まで曲がります。


爪先は独立可動。
セット内容
>>フィギュア本体、オプションヘッド、オプションハンドx9(左3右6)、ライフル弾、ガラス片、
>>台座、擬音文字、擬音文字支柱、WF2010夏「擬音パーツ」無料配布優先引換券引換券はWF2010夏の会場で配布される擬音パーツを優先的に貰うためのもので、
会場に行けない場合は引換券を封書に入れて指定の宛先まで送れば抽選で貰えるらしいです。
詳細はワンフェス開催前に公式サイトで追ってお知らせする、とのこと。
オプション
オプションヘッド。

叫び顔。上から見下ろせば普通にカッコ良いのですが、正面や下からだと微妙かも(アイプリントが少しずれている?)。
上向き視線はポージングがある程度限定されてしまうので
出来ればもう一種類視線の違う頭が付いてると良かったかなあと思います。
ライフル弾&ガラス片。
『「狩り」に行こう!』で使われたライフル弾と、吉良戦の切り札となった血液が閉じ込められたガラス片。
ガラス片はちゃんとハート型になっています。
どちらも
物凄く小さいので紛失には注意。
ライフル弾、ガラス片ともに持ち手に持たせられます。



一番右はベアリング付きのオプションハンド。
『「狩り」に行こう!』で一匹目の鼠を撃ち抜いたベアリングですね。
関係ないけど
「虫喰い」「虫喰いでない」ってネーミングがすごく好き。
擬音文字。

ドララララララララーーーッの文字入り擬音パーツ。
ただのプレートなので出来については良いも悪いもないのですが、
何故かこれまで付いていた二股の支柱が付属しておらず、
フィギュアと擬音パーツを同時に台座に取り付ける事が出来なくなってしまいました。
コスト面の問題なのであれば
台座に穴を二つ開ければそれで済む話だと思うのですが(今回に限らず)、
何故頑なに穴ひとつにコダワリ続けるのでしょうか。
スタンド+本体を組み合わせてひとつの台座で飾ると
穴のない無意味な台座ばかり増え続けて困るんですけど。
アクションなどなど








「スタープラチナ」の腕のガードをはじき飛ばすとはッ!

総括
「視線違いの頭が欲しかった」「台座の穴が足りない」「引換券のシステムめんどくさすぎでは」…など
付加要素の部分で気になる箇所もチラホラありますが、フィギュア自体の出来はとても良好。
本体がいてこそのスタンド(近接型はなおさら)なので仗助の購入も実質必須と言えますが、その価値は十分にあると思います。
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