商品名:figma ラム
作品名:うる星やつら
発売元:マックスファクトリー
発売日:2010年3月31日
価格:2,500円(税込)

高橋留美子の漫画、およびアニメ
『うる星やつら』より
らむだっちゃラムちゃん。
明石家さんまが浅倉南と共に理想の女性として挙げるほど有名なキャラクターであり、
恐らく日本人であれば全く知らない人の方が少ないかと思われます。
もしかしたら世界一有名なアニメヒロインかもしれませんね。
ちなみにこのキャラは当初、一話限りの単発ゲストキャラの予定だったらしく。
少し余談になりますが、アニメや漫画に登場するいわゆる
”二次元キャラクター”というのは
立体的な整合性に関してはあまり考慮されずにデザインされる事が多いため(最たる例が
スネ夫)、
フィギュア化の際はどの角度から見ても破綻せず、イメージ通りの顔立ちに見える造形にアレンジする必要があるのですが、
そういった技術が確立したのが
ラムちゃんのフィギュアが作られた頃なのだそうです。
つまるところ、ラムちゃんは
現存するアニメ系フィギュアの祖とも言うべき存在。
だからどうしたというわけではありませんが、そう考えると妙に感慨深いものがあったりなかったり。
全身


基本飛んでるキャラクターなので浮かせて撮影。
ラムちゃんの持つ
けしからんボディが見事に再現されており、見た目を重視して腰に可動部が設けられていません。
腰をロール出来るような構造にするとプロポーションが破綻してしまうのでこのキャラに関してはこれで正解だと思います。
バトルキャラクターでもありませんしね。
髪の毛は原作準拠の虹色ではなく
アニメ版の緑色となっています。
どちらが好きかは人それぞれだと思いますが、こちらの方が馴染みのあるカラーリングなのは確か。
頭部


キョトン顔。顔立ちはアニメではなく原作寄り。
自分はアニメの
遠藤麻未作監のラムちゃんが一番思い入れがあって好きですが、これはこれで悪くはないです。
ただどうせなら
原作顔、遠藤麻未顔、それと
中嶋敦子顔の三種類があればみんな幸せになれて良かったかも知れません。
各部










ほとんど成型色なので塗装は問題ありません。
お腹から腰にかけての造形はアクションフィギュアとは思えない程の艶めかしさ。
リボルテックのアレではないので
ブラやビキニは外れません。別パーツ化されてもおらず、いわば
ボディペイント状態です。
ゆえに
比較的容易に魔改造が可能かと思われます。
ブーツも同じく塗装で再現されているため、首から下はほとんど素体同然です。
可動
髪の毛以外に干渉するパーツがないため、最大限に可動させられます。


特に開脚はかなりのもの。
ただ
髪の毛のせいで首がほとんど上がらないのと
腰が固定されている事もあり、
トータルでは
他のfigmaと同程度か、それ以下の可動レベルになっています。
セット内容
>>フィギュア本体、オプションフェイスx2、オプションハンドx9(左4右5)、電撃エフェクトパーツ、
>>テン、テン固定パーツ、台座、台座アーム、収納袋写真には撮りませんでしたが、パッケージ内の台紙が
di:stage用のカバースキンとして切り取って使えるようになっています。
確認してみたらけいおん!のfigmaなどもそうなっていました。
基本的に中身取り出したら箱はすぐ捨てているので初めて気付きました…。
オプション
オプションフェイスx2。




笑顔&怒り顔。笑顔は視線が左向きになっています。
ポーズがある程度限定されてしまう難点はあるものの、一番使いやすい表情だと思います。
怒り顔は後述の電撃パーツと相性がバッチリです。
電撃エフェクトパーツ。
右手首を無可動タイプに取り替えて装着します。


クリアパーツ製で長さは10cmほど。
テン。

ラムちゃんの従弟のエセ関西弁を喋る幼児。通称
ジャリテン。
可動こそしませんが良く出来ており、スケールはもちろんラムに合わされています。
無表情すぎてラムと絡ませにくいのが欠点。無邪気な笑顔の方が良かったような?
腹部に軸穴が開いており、固定パーツを介してアームに取り付けます。

アクションなどなど










「私が誰より一番♪」
いつもの如く持ち手が付いてるのでマイクなどを持たせられます。
うる星やつらの曲では
『Dancing Star』が自分は一番好きです。
『殿方ごめん遊ばせ』も映像込みで結構気に入ってます。
劇場版を含めるとダントツで
『愛はブーメラン』ですけど、あれはまあ別格というか…。
「私の一張羅返せー!」
※画像を加工しています
以下、誰もが思いつきそうなネタ。
澪&唯ラム。


さわちゃん先生ならきっとこんな衣装だって用意してるハズ。
ただ残念ながらそのまま装着すると首長族になってしまい、かなり違和感があります。
上の写真の唯の頭は軸を外して両面テープで取り付けています(澪は普通に。多少アングルでごまかしている)。
ちなみにラムの頭に澪or唯の胴体だとラムの頭が小さすぎてプロポーションが破綻してしまいます。
澪&唯ラムその2。


こちらはフェイスだけ交換。
これなら完璧!…と言いたいところですが、これもピッタリ嵌るわけではなく、横から見ると隙間が出来てます。
ただ見る方向さえ限定すれば違和感ないですね。
唯がナイスバディすぎるという別の違和感は置いといて。
澪or唯の頭にラムフェイスは付けられません。

今の京アニがうる星やつらをリメイクしたらラムちゃんもこんな顔になるのかも。
鬼宇宙人、鬼イマジン、現人鬼、吸血鬼。

渡る世間は鬼ばかり。
「結構すぐ脱げるっちゃ!」「あぁん、ひどぅい…」
パンツ取られたら婚約。
総括
上で書いたようにアニメ準拠の顔立ちでないのが個人的に少々残念ですが、
出来は非常に良いのでラムちゃんが好きなら満足出来ると思います。
今となってはラムちゃんのフィギュアなんてそう頻繁にリリースされるものでもありませんし。
ましてやアクションフィギュアなんて。
この調子で制服姿(冬服がいいな)のラムちゃんや
諸星あたるのfigmaも出して欲しいですね。
特に後者はかなり真剣に熱望しております。
ところで全然関係ないですけど、
ビューティフル・ドリーマー完全版の発売はいつですか?
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