セッションライブプレーヤー LIVEDREAM ロックバンドセット レビュー

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セッションライブプレーヤー LIVEDREAM ロックバンドセット レビュー 

商品名:セッションライブプレーヤー LIVEDREAM ロックバンドセット
作品名:--
発売元:セガトイズ
発売日:2008年12月10日
価格:21,000円(税込)
備考:--


LIVEDREAM

(※マニュアルより)
本製品は、ご家庭で自分だけの夢のライブステージを楽しんでいただくことを目指し、開発されました。
精巧に作られた付属のミニチュア楽器をステージ上で並び替えることでさまざまな楽器のセッションを楽しむことができます。
この商品には誰でも知っているような名曲の数々が収録されています。ミニチュア楽器をステージに並べて懐かしいあの一時を思い出しながら音楽を聴いていただければ幸いです。


…とまあ、要するに「曲演奏機能付きミニチュアモデル」です。遊び方については下で説明していきますが、とりあえず一言。高い。

収録されている曲は'70年代を中心とした洋楽ロック30曲。「誰でも知っている」の謳い文句通り洋楽に疎い自分でも聞いたことがある曲ばかりでした(曲目は公式サイトを参照)。ちなみにあくまでも「楽器によるセッション」ですのでボーカルはありません。自分で歌って下さい。

セット内容


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>>ライブドリーム本体、ステージパネル、ステレオスピーカー(左右)、ACアダプタ、リモコン、単四乾電池x2、エレキギター、エレキベース、キーボード、ドラムセット
写真には写っていませんが、ステージパネルとは床に敷く透明のアクリル板です。茶色の保護シールが両面に貼られて梱包されており、一見ただの段ボールの切れ端に見えるので間違えて捨ててしまわないように。

ステージ全景


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とりあえず全部セットしてみたところ。ドラムス以外の楽器は位置が決まっていないので一例です。

ステージ各部


背面パネル。
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左からACアダプタ差込口、主電源スイッチ、SDカードスロット、ライン出力、スピーカーコネクタ差込口。
SDカードスロットは楽曲を追加するためのもの。公式サイトで6曲ほど無料で提供されています(少な…)。仕様上、楽曲ファイルは専用のものしか使えず、追加楽曲再生中は内蔵曲は再生できません。前者は仕方ありませんが、後者はかなりお粗末な仕様だと思います…。
ライン出力端子には外部スピーカーを繋ぐ事が出来ます。付属のスピーカーはそれこそオモチャのような音質なので、音にコダワル人はそちらを使うといいでしょう。

上側ステージライト。
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赤青緑3色LEDx3。リズムに合わせて色が変化し、点滅します。向きや角度も調節可能。

下側ステージライト。
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白LEDx2、青LEDx1。色は変わりませんがこちらも曲に合わせて点滅します。

ミニチュア楽器


エレキギター
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エレキベース
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キーボード
R0038081

ドラムセット
R0038101R0038103
R0038105R0038107
R0038109R0038112

恐らくいずれも実在のモデルがあると思うのですが、楽器に詳しくないのでわかりません。

ミニチュアとしてはなかなか良く出来ており、特にドラムセットはかなり凝った作りです。どの楽器も可動等のギミックはなく、ギターやベースも台座に接着されています。スケールは記載されていませんが、1/12でした。

figmaけいおん!付属の楽器と。
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スケール的には全く同じ。ライブステージはドラムセットにフロアタムがあるのがポイントでしょう。シンバルの質感はfigmaの方がリアルです。金メッキの方が見た目は華やかですが。

figmaりっちゃん大歓喜です。



イスの高さが合わないので足元が窮屈ですが、見えないので違和感はありません。

ライブセッション


ミニチュア楽器をステージ上に乗せることでその楽器の演奏パートが”乗せた場所に応じた音”で再生されるという、この製品の目玉ギミックについて紹介します。

何も乗せていない状態。
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この状態だと曲を再生してもライトが点滅するだけで何の音も出ません。

ドラムスをセット。
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これで”ドラムスの演奏パートだけ”が再生されるようになります。ドラムだけは専用の置き場所(エリア)が設けられており、他の場所(例えば前のほう)に置いても音は鳴りません。逆にドラムエリアに他の楽器を置いても無意味。

キーボードをセット。
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ドラムスに加えてキーボードの演奏パートが”左寄りのバランス(左スピーカーからより大きな音)”で再生されるようになります。これはキーボードを左側に置いたためで、右側に置けば右寄りのバランスで再生されます。

ベースをセット。
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ドラムス+キーボードに加えてベースの演奏パートが追加。ベースを右に置いたため、右寄りのバランスで再生されます。

ギターをセット。
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ドラムス+キーボード+ベースに加え、ギターが右寄りのバランスで再生されます。これで付属の楽器はすべてですが、この状態だと主旋律が演奏されません。主旋律を奏でるためには「主旋律対応の楽器」をステージ中央(ドラムの前)に置く必要があります。

このセットで主旋律に対応しているのはギターとキーボード。
R0038159R0038160
この配置にすることで主旋律が加えられ、”ちゃんとした曲”として演奏されるようになります。ギター・キーボード両方を中央に置けばどちらも主旋律として流れます。

ちなみに楽器は左エリア・右エリア・中央エリアにそれぞれ6個ずつまで置くことが出来るため、ドラムスと合わせて最大19の楽器で演奏できます。もっとも、追加の楽器等は発売されていないのでそんなに置けても意味ないんですけど…。

おまけ。楽器の台座の裏蓋を取り外してみたところ。
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この小さな基板のICタグを床下のセンサーが読み取ることでそれぞれの楽器パートが再生されます。つまり上の楽器部分はただの飾りなのでこれだけ置いておけば音は鳴ります。基板剥き出しはあまり気持ちのいいものではありませんし、分解した時点で保証も受けられなくなりますが。

放課後ライブ!


1/12スケールということで、figmaとの相性はバッチリ。というか、そのために買ったんですが。


ドラムスが一段高くなっているおかげでりっちゃんの顔も良く見えます。ただ照明近すぎてこのポジションだと間違いなく大惨事(笑)。


これだとギターが一人多いので”きちんと演奏してる風”にするにはミニチュアギターがもうひとつ必要。楽器の別売りはしてませんが……ってしろよ!











ミクとコラボ。

冒頭で「ボーカルはない」と書きましたが、仕様書によるとボーカル再生機能が付いているので後々対応する予定だったのかもしれません。

撮影用の明かりを消してステージライトのみで。


なかなか雰囲気出ていて綺麗です。りっちゃんのデコにモロにライト当たってますけど。下側のライトをひとつ消せば当たらなく出来ますが、なんか面白かったのでそのまま撮りました。

曲を聴かないときはこの状態で飾っておくことにします。
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もしかしたらずっとこのままかも。

総括


一言で表すなら”拡張性皆無かつ自分で演奏できないリアル『バンドブラザーズ』”。それはもうバンブラじゃないだろうというツッコミはさておき、最大の難点は楽器のバリエーションが少なすぎる事ですね。

もっと色んな種類の楽器があって、それを組み合わせる事で誰もが知る名曲を様々な音色で演奏できたりすると面白いのですが(たとえば三味線でロッキーのテーマとか)最低限必要な楽器しかないせいで結局主旋律をギターとキーボードどちらにするかぐらいでしか違いを出せず、遊びの幅は皆無に等しいです。ドラムだけドンドコ響かせても虚しいだけですし、身もフタもない言い方をすれば音が右から出ようが左から出ようが大差ありません。

ちゃんと売るつもりなら基本となる楽器以外に最低あと3つ4つ追加の楽器を同梱し、はじめからある程度のプレイバリューを確保するべきだったと思います。更にリコーダー・ハーモニカといった身近な楽器や、ウクレレのようにユニークな音色を奏でる楽器なども続々とリリースして拡張性およびコレクション性をアピール。そうすればネタとしても楽しめますし、1/12スケールを活かして台座と楽器を切り離せる仕様にすれば一部の方々が喜んで買ってくれたのではないでしょうか(自分含む)。

…まあ、今更なハナシですが。そもそも値段が値段ですから、どう足掻いても売れないかもしれません。流石に2万オーバーはねぇ…それこそDSとバンブラ買った方が遥かに楽しめます。

ちなみに自分は4,600円で買いました。単なるステージセットとして考えるとそれでも高いですが…作りはしっかりしているのと元々演奏機能には期待していなかったので満足してます。自分のような使い方をするのであれば2,000~3,000円なら買ってもいいんじゃないでしょうか。ジャマですけどね。

脳内補完をフル活用して「オレだけのためにあの子達が往年の名曲の数々を演奏してくれてる!」と思い込めばそれなりに楽しめます、きっと。


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