商品名:S.H.Figuarts カズマ
作品名:スクライド
発売元:バンダイ
発売日:2011年1月29日
価格:3,465円(税込)
備考:初回特典付き

2001年にテレビ東京系で放映され好評を博したアニメ『スクライド』より、アルター能力「シェルブリット」を操る主人公、カズヤ…いや、カズマ。
スクライドはアニメ・漫画版共に好きな作品なので(どちらかといえば漫画派)、今になってこうしてフィギュア化されたことは非常に嬉しく思います。ただ、フィギュアーツにおいて顔のあるキャラは残念な出来のものが少なくないため、発売前から期待半分不安半分…いや、8:2ぐらいで不安の方が勝っていました。
当商品は初回特典として魂STAGE ACT.4に貼るための「名セリフステッカー」が付属しています。
セット内容

>>フィギュア本体、オプションフェイスx2、オプション左手首、オプション右腕(+右手首)、エフェクトパーツ、魂STAGE ACT.4用ステッカー
ステッカーの下の台詞は4パターンあり、その中のひとつがランダムに封入されています(上の”衝撃の~”は固定)。
台詞のパターンは
- アルター能力ってぇのも悪かぁない。そう思うだろ?アンタも!!
- オッケー、刻んだ。今度は、お前が俺を刻め。俺の名前を。
- アレをやろうぜ。アレの続きを。
- その、平等ってヤツが気にいらねぇ…。
の4種。自分は二つ目が入っていました。個人的には上の二つがアタリかなぁと思いますが、どれでもいいといえばどれでもいいです(笑)。
「お前は今泣いていい」や「意地があんだよ男の子にはなあ!」といった終盤の名台詞を入れなかったのは最終形態(ゴキブリット)も出す予定があるから…と考えるのは穿ち過ぎ?
個人的にはカズマのセリフではシンプルですが「あいよ」が好きですね。あの言い方が。
全身

アルター能力を発動した姿での立体化。装甲と羽はメタリックカラーで綺麗に塗られています。
サイズは約140mm。

頭部








通常顔、怒り顔、叫び顔。出来はまずまずというか「出来の良いトレフィグ」といったレベルでしょうか。歯を食いしばった顔は目がイッちゃってて怖いです…まあ、劇中でもそんな感じではありましたが(笑)。
通常顔は無表情ではなく、ニヤリとした笑みのほうがカズマらしくて良かったと思います。
可動



首は球体ジョイントx2。上(首と頭)側のジョイントはクリアランスに余裕がないためほとんど動きませんが、可動範囲は結構広め。

肩は球体ジョイント+ヒンジ。二の腕ロール軸。肘二重関節。肩パットはボールジョイントで肩に接続されています。



腹部と腰にボールジョイント。隙間が広く取られているので前後左右にかなり大きく動かせます。

股関節ボールジョイント+ヒンジ。腿上ロール軸。可動範囲はかなり広く、180度近く開脚出来ます。ただ動かしすぎたせいか、パーツ同士が干渉してつや消しコートが少し削れてしまいました。
膝は二重関節。べったり限界まで曲がります。

足首ダブルボールジョイント。爪先独立可動。

羽は一本一本がボールジョイントで独立可動。
オプション
オプション右腕
前腕部を丸ごと取り替えて必殺技使用時の装甲の展開を再現。
手首は非展開状態の腕にも取り付けられます。
逆に展開腕に握り拳を取り付ける事も可能。全くの余談ですが、誰しも一度はカズマの特徴的な指の握り方を真似しましたよね?
シェルブリットエフェクトパーツ
いずれかの羽を外して取り付けます。クリアパーツの上から塗装されており、非常に鮮やか。
アクションなどなど







ユージンのシェリスと。
ありえないカップリングですが、スケールは合ってます。
グレート・ピンチクラッシャー!
ROBOT魂で出るって信じてますよ?バンダイさん。
VS. アルター結晶体。
偶然と呼ぶには似すぎているのでやっぱりオマージュ、なんでしょうか。
総括
顔の出来が今ひとつなせいもあり素立ちだとイマイチですが、可動は極めて優秀なので動かすと途端にカッコ良くなります。アクションフィギュアというぐらいですから、やはり動かしてナンボですね。
ただそれでもやっぱり、造形についてももうちょっとなんとかして欲しいところではあります。人形は顔が命、とも言いますし…。
そういう意味では魂ウェブ商店限定アイテムとして発売されるストレイト・クーガーには期待が持てそうです。彼の場合、いざとなったらグラサンで不器量をごまかせますから(笑)。逆に、いずれ出るであろう劉鳳には不安がいっぱいです。
それから上でも書きましたがR魂ピンチクラッシャーの発売、期待しております。
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