商品名:S.H.Figuarts キュアマリン
作品名:ハートキャッチプリキュア!
発売元:バンダイ
発売日:2011年3月19日
価格:3,675円(税込)
備考:--

プリキュアシリーズ7作目『ハートキャッチプリキュア!』より、来海えりかが変身するプリキュア、キュアマリン。
「小柄でぐうたら」という歴代の青い戦士とは正反対のキャラクターですが、それが功を奏したのか「青は扱いが悪い(プリキュアに限らず)」というジンクスを見事に打ち破った人気者。名前が名前だからかファンの間では「様」付けで呼ばれるのがデフォのようです。
素体はキュアブロッサムとほぼ同一ですので可動についてはブロッサムのレビューをご覧下さい。
パッケージ

水色を基調としたパッケージ。
マリンの方が大きいです。
態度が、いや、箱が。
セット内容
>>フィギュア本体、オプションフェイスx2、オプションハンドx8(右3左5)、固定首パーツ、マリンタクト、ココロパフューム、コフレ、専用スタンド
基本的な内容はブロッサムと同じですが、何故かマリンの方が手首がひとつ多いです。髪の毛に関節がないから?
全身

とにもかくにも安定性最悪。ブロッサムはまだかろうじて自立が出来ましたが、マリンは不可能。バランスがどうこう以前に股関節が自重に耐えきれず、大股開きになってしまいます。
えりか様、もっとしっかりしてください!
ちなみにパッケージには「※ポーズによっては自立しません(ので台座使ってね)」と書かれているのですが、ここまで不安定だと「だったら何かい。自立出来るポーズがあるんかい。」と問い詰めたくなります。
サイズは約130mm。
ブロッサムとの比較はブロッサムのレビューに掲載したので黒白と。スケールは合ってないと思いますが、それほど違和感ありません。
頭部








ブロッサム同様、とても良く出来ています。単純に好みの問題かもしれませんが、マリンの方がより劇中イメージに近い顔立ちをしている気がします。
欲を言えばもうひとつ、崩れたギャグ顔が欲しかったですね。><←こういう目のやつとか。
オプション
専用スタンド
ブロッサム付属のものと同じ。台座にはMARINEと書かれています。
コフレ

えりか様のパートナーの妖精。今作では妖精に性別についてはっきり描写されませんでしたが、一人称(僕)や中の人的にこちらはオス?
シプレと同じく首が回転します。

マリンタクト
マリン用の指揮棒型必殺技アイテム。ブロッサムタクトとは水晶やハートの色が違うだけです。
持ち手に握らせる事が出来ます。

ココロパフューム

変身や特殊能力付与時に使用する香水型アイテム。基本的にこのアイテムはもっぱら非変身時に使われるのでプリキュアの状態ではちょっと使いにくいです。だからといって「フィギュアーツつぼみ」や「フィギュアーツえりか様」は出ないでしょうけど……。
こちらも持ち手に握らせられます。
ブロッサムは右手で持っていましたが、マリンは左手で持ちます。
プチ加工
ブロッサムと同様、ポージングをしやすくするためにピンバイスで背中に穴を開けてみました。
上の方に穴を開けると髪の毛と支柱が干渉して邪魔かなと思ったのですが、かえって顎が引きやすくなるので上の方に開けた方がいいかも。
コフレのお尻にも穴を。
アッー!
アクションなどなど
ガシガシ弄りすぎて気付いたら髪の毛の塗装がハゲてた……。



海風に揺れる一輪の花!

キュア

マリン!
ハートキャッチプリキュア!!
ブロッサムの方に掲載した写真がいまひとつ不本意だったので撮り直しました。
集まれ!花のパワー!


マリンタクト!
(ブロッサムタクトはブロッサムレビューの方で)
集まれ!二つの花の力よ!プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ!

ハートキャッチ!

はああああああああっ!!!!

ほわわわわーん

以下、えりか様ピンで。




えりか様といえば頭ぐりぐり。
変身シーンは全プリキュアでナンバーワンの可愛さだと思います。
ブロッサムにマリンの顔は付きませんが、マリンにブロッサムの顔は取り付けられます。
大地に咲く一輪の花!キュアブロ………え?
これはこれで可愛いなあ。
こんな風にまとめて飾っておくと場所も取らなくてイイ感じ。
後番組のお二人もつぼみとえりか様を見習ってもう少し仲良くして欲しい。毎度毎度喧嘩しすぎですよ。
総括
ブロッサムにも言える事ですが、このフィギュアは作品のメインターゲットである女児にはとても扱えるシロモノではありません(そもそも対象年齢15歳以上なのですが)。遊びにくさにおいてはフィギュアーツでも屈指のレベルではないでしょうか。
子供のためにこれを買ってきて、「変身のポーズしてー」と頼まれたお父さんの苦労が偲ばれます(笑)。
ただ子供はともかく大人は一度飾ったら滅多な事では動かさないでしょうから弄りにくくてもあまり問題ないといえばありませんし、造形は文句ナシの出来映えなのでハトプリが好きなら満足出来ると思います。
あとは上でも書いた通りギャグチックな顔が欲しかったところですが、それについてはいずれ出るであろう(おそらく魂ウェブ商店限定で)スーパーシルエットに期待でしょうか。
- 【関連エントリー(カテゴリ別 ランダム表示)】
-