スタチューレジェンド 第10弾 ジョジョの奇妙な冒険 第四部 音石明&レッド・ホット・チリ・ペッパー レビュー

ジョジョ&犬好きフリーライターのフィギュアレビューブログ。お仕事随時募集中。Twitterもシクヨロです。
Top Page > トイ・フィギュアレビュー > メディコス・エンタテインメント/ディ・モールト ベネ > スタチューレジェンド 第10弾 ジョジョの奇妙な冒険 第四部 音石明&レッド・ホット・チリ・ペッパー レビュー

スタチューレジェンド 第10弾 ジョジョの奇妙な冒険 第四部 音石明&レッド・ホット・チリ・ペッパー レビュー 

商品名:スタチューレジェンド 第10弾 ジョジョの奇妙な冒険 第四部 音石明&レッド・ホット・チリ・ペッパー
作品名:ジョジョの奇妙な冒険
発売元:ディ・モールト ベネ
発売日:2012年1月14日
価格:7,140円(税込)
原型製作:amal-gamare
備考:--

音石&チリ・ペッパー

国民的漫画『ジョジョの奇妙な冒険』より、ウルトラ・スーパー・ギタリストを夢見るスタンド使い『音石明』(19歳)と、そのスタンド『レッド・ホット・チリ・ペッパー』

第四部は吉良吉影のインパクトが強すぎて相対的に音石の印象が弱まってしまっていますが、キャラクターとしての個性は吉良に決して引けを取りません。個人的には「スタンドを使って盗みを働く」という、あまりにも安直すぎて逆に誰もやらない悪事を実行した点も評価したいところ。

スタチューレジェンドシリーズとしては初となる「本体」と「非小型スタンド」のセット販売ということで、お値段のほうも少々お高めとなっております。



パッケージ

R0104648R0104651
2体分なので箱のサイズはいつもより大きめ。

全身

音石明

コミックス33巻収録『レッド・ホット・チリ・ペッパーその5』の大ゴマのポージング。ピッチリとしたパンツがとってもセクシーです。ホビー誌での記述からてっきりギターは取り外せると思っていたのですが、ボディに接着されていました。

レッド・ホット・チリ・ペッパー

モチーフは恐らく『レッド・ホット・チリ・ペッパーその3』でザ・ハンドと対峙する際の後ろ姿(手脚の角度が一致)。音石のモチーフとなった大ゴマのチリ・ペッパーはしゃがんでいて立体映えしないので採用されなかったのでしょう。浮遊状態のため、透明の支柱をお尻に挿して固定します。

全高は音石が約15.5cm、チリ・ペッパーが約8.5cm
R0104677
音石はポーズ的に台座なしでも自立できそうに見えますが、足裏の接地面積が狭いため台座必須。音石とチリ・ペッパーを密着させて飾れるように、音石側の台座にも支柱を挿す穴が空いてればよかったかなと思います。

頭部

音石明
R0104680R0104683R0104686
すごく似てます。音石にっていうか、大槻ケンヂに(笑)。公式によると「ギターをかき鳴らしたあとの恍惚とした表情を再現」したとのことですが、見ての通り優しそうな普通の表情です。アヘ顔されても困るのでこちらのほうが遥かに良いですけど。特徴的な目のタトゥーは塗装だけでなく、モールドが彫られています。

レッド・ホット・チリ・ペッパー
R0104689R0104691R0104693
石頭恐竜として有名な「パキケファロサウルス」をモチーフとした顔立ち。なんで恐竜なのかは良くわからないのですが、当時はジュラシック・パークの影響で恐竜ブームが訪れていたため、そこから着想を得たのでしょうか?全体のシルエットも含め、フリーザ様っぽくもあります。

各部

音石明
R0104696R0104698R0104701R0104704R0104709R0104711R0104714R0104720R0104724R0104727R0104732R0104735
すごく……大きいです……ってな具合でヴァニラ・アイスにも負けないもっこり造形。腕にAC/DCと書いてあることに初めて気付きました。品質は申し分のないレベルで、これといった粗は見られません。

ギターのトレモロアームは可動します。
R0104765R0104767
このギター、原作では必要以上に詳しく解説されていましたが、何か実在のモデルがあるのでしょうかね。

レッド・ホット・チリ・ペッパー
R0104737R0104739R0104741R0104744R0104747R0104749R0104753R0104758R0104760R0104762
こちらも品質良好。光沢塗装で全体がテカテカしています。

大きめ写真


このようにどちらかを支えにすれば片方の台座だけでも一応飾れます。


ポージングのモチーフは多分このカット。


フルパワー時限定とはいえ、遠隔操作型にも関わらずスピードでパワーでクレイジーDを圧倒するのはスゴイ。

音石明と軽音少女達。

万雷の拍手をおくれ世の中のボケども

総括

音石、チリ・ペッパーどちらも完璧な出来映え。造形、配色、品質、いずれも文句の付けどころがありません。あえて欠点を挙げるなら、台座が無駄に大きすぎて邪魔なことぐらいですね。

ジョジョファンはもとより、オーケンならびに筋肉少女帯ファンの方にもオススメです(笑)。


【関連エントリー(カテゴリ別 ランダム表示)】

web拍手 by FC2 このエントリーをはてなブックマークに追加 ブログランキング・にほんブログ村へ

ファン待望(?)の音石ですねッw
今更ながらこうやって超像可動他で出なかったキャラを立体化してくれるのは嬉しいです

レッチリ共によく出来てますねッ!
コードの先のアンプはあんなところにあったんですかw

なんかけいおん部と一緒にいるとさわちゃんのバンドの一員
に見えなくも・・・w いやないないw


やはり恒例セカンドが出るのでしょうか
出るとしたらキャラヒの緑髪にしてほしいです^^
[ 2012/01/16 16:46 ] [ 編集 ]
確かにDEATH DEVILにいそうなビジュアルではあります(笑)。

この手のキャラクターはどんな奇抜なカラーリングでも似合うと思うので
セカンドがどんな配色になるのか、楽しみです。
そろそろ他の部も見てみたいところですが、当分先になりそうですね。
次は五部でしょうか。リサリサ先生も(超像可動で出さないのなら)見てみたいですが。

[ 2012/01/16 18:48 ] [ 編集 ]
レッチリの出来が予想以上に良いですね。
セカンドの色が気になりますが、パチパチのエフェクトがあればなおいいのですが・・・・
値段的にアレなので、レッチリ単体で無いかしらw

今回の出来はベネでしたね!
[ 2012/01/20 00:37 ] [ 編集 ]
セカンドの色は確かに気になります。
考えられるのは白系か、恐竜っぽさを強調した緑や茶系でしょうか。
エフェクトパーツは確かに欲しかったですね。
[ 2012/01/20 09:07 ] [ 編集 ]
音石のギターの元ネタですが
ピックアップとトレモロの説明は一般的なものですね。
ネックの100年間暖炉で使っていたくるみの木っていうのはクリーンのブライアン・メイのギターボディに100年以上まえの暖炉の木(オークとマホガニー)を使っていたエピソードを踏まえているんでしょう。
ボディのホンジュラスマホガニーについてはギターでも高級ギターに使われている素材ですね。汗を吸うほど音がよくなるって話は聞いたことがないですw
[ 2012/01/20 20:18 ] [ 編集 ]
詳細な情報提供ありがとうございます!
ギターについての知識はほぼゼロなので、とても参考になりました。
ネックの材質にはきちんと元ネタがあったのですね。
汗を吸うほど音が良くなる……というのは荒木先生の創作でしょうか(笑)。
こういったお遊びというか趣味的な要素が多分に含まれているのも
他の部では観られない四部の特徴であり、魅力ですね。


[ 2012/01/20 22:32 ] [ 編集 ]
コメントの投稿