figma No.125 ドロッセル (チャーミング) レビュー

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figma No.125 ドロッセル (チャーミング) レビュー 

商品名:figma ドロッセル(チャーミング)
作品名:ファイアボール チャーミング
発売元:マックスファクトリー
発売日:2012年5月31日
価格:4,800円(税込)
原型製作:浅井真紀
備考:--

ドロッセルお嬢様

ウォルト・ディズニー・ジャパン製作のフル3DCGアニメ『ファイアボール チャーミング』より、チャーミングになられたドロッセルお嬢様。超合金に続いてfigmaでもリリースされました。

当初の発売予定日は3月でしたが、何らかの問題が発生したのか2ヶ月延びて5月末日にようやく発売。DVD&Blu-ray版『チャーミング』本編の発売が2月下旬だったため、若干時機を逸してしまった感は否めませんが、何はともあれ無事発売されて良かったです。

超合金版が何かと不満の残る内容だっただけに、楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。超合金版のレビューも併せてご覧下さい。



パッケージ

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オプション数の割に箱は比較的コンパクト。みっしり詰め込まれています。理由は不明ですが、今回は台紙にdi:stage用の型紙が付いていません。

セット内容

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>>フィギュア本体、オプションハンド×6(右3左3)、占星ユニット シビュラ、グラップユニット、知覚ユニット ペルディータ、とっておきマント、マント留め具、自走書記 レジナルド、自立補助パーツ、専用台座、収納袋

オプションは超合金版より充実していますが、「便利棒 ジェリコ」や「培養液 501622731(青薔薇)」など、超合金版にあってこちらにないものもいくつかあります。

ちなみに作中登場した一輪バイク「ヨーゼフ」はex:rideシリーズとして別途発売されます(公式案内→ex:ride SPride.04 ヨーゼフ)。

全身


接地面積が極端に狭いため、台座なしでは自立できません。一応自立を補助するためのパーツはありますが、それでも不安定(詳しくはオプションの項で)。また台座はいつもの背中に挿すタイプではなく、胴体を挟む形で固定します。そのため若干安定性に欠けますが、背中に穴を空ける余地がないので仕方ありませんね。

品質はいつものfigma同様に良好で、特に目立った粗はありません。模様やマーキングもキレイにプリントされています。

全高は約13.5cm
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ノーマルドロッセルとほぼ同じ大きさです。プロポーションが大きく異なるのでパーツの互換性はありませんが。

超合金版と。
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大きさ以外はほとんど間違い探しのレベル。超合金版も合金といっても装甲は全部プラスチックなので、質感は大差ありません。

頭部

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超合金版は瞳が暗いせいで美観を損ねていましたが、figmaは明るめに作られています。ただそれでもサンプルよりは暗いので、もうちょっと(ノーマルドロッセルぐらい)明るくても良かった気がしますが。

超合金版はこちら。
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figmaのほうが目が明るいだけでなく、瞳の周りが立体的な造形なので見映えがいいですね。超合金版はのっぺりしすぎて少し怖い(笑)。

可動

いつものfigmaとは構造が大きく異なるので可動についても説明していきます。

首はいつものfigma関節。
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ただ首周りがすっきりしているおかげで可動範囲抜群。真上を向けます。

後頭部は付け根と中央部が可動。
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中央部は横方向にも曲げられます。内部構造が記された設定画を見る限り、本来こんな風には動きませんが(笑)。

肩ボールジョイント、肘二重関節。手首軸+ヒンジ可動。
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肘の二重関節はドロッセルならでは。腕組みも余裕です。

腹部にダブルボールジョイント、腰にボールジョイント。
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下側のジョイントは黒い球体部分の直下ではなく、更に下の腰内部に設けられています。

股関節ボールジョイント。
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超合金版と違い、股間部分が上下に可動するので腰をクイッと上げたポーズ(いわゆるジョジョ立ち)も出来ます。
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やっぱりこのポーズが取れてこそのドロッセルお嬢様だと思います。

膝は二重関節。
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限界まで曲がります。横方向にロールするのもポイントで、ポーズ付けに一役買っています(超合金は縦可動のみ)。

オプション

自立補助パーツ
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車輪展開状態の再現も兼ねた補助パーツ。クリアパーツの軸を足裏(に相当する箇所)に差し込んで固定します。本来は後頭部からも車輪が出せるのですが、そちらのパーツは付属していません(超合金には付属)。つまり「お美しくない移動法」の再現は出来ないということ。

補助パーツを使えばある程度自立性が確保出来ます。
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ただそれでもポーズは限定されますし、不安定であることに変わりはないので素直に台座を使ったほうが無難です。

とっておきマント(カイザーシュマーレン)
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亡き父上とっておきの赤マント。正式名称は「カイザーシュマーレン」と言いますが、figmaでは触れられていません。ナイロン製で表側はツヤツヤしています。某伝説の勇者装備のように薄くてスケスケということはなく、厚手のしっかりした作り。

本来、縁に沿ってゴールドのラインが入ってるのですが、コストの都合か省略されています。

留め具を利用して首に巻きます。
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説明書には「片方の留め具を嵌め、首に巻いてからもう片方の留め具を嵌めてください」と書いてあるのですが、首を外して両方の留め具を嵌めたマントを被せたほうが遥かに取り付けやすいです。というか、説明書のやり方だと何度も留め具とマントを付けたり外したりする必要があり、布がほつれてしまう恐れがあるのでやめたほうがいいです。

マントの両端には型崩れ防止のために針金が取り付けられています。
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針金のおかげで広げた状態でも垂れ下がることなく保持出来ます。

知覚ユニット「ペルディータ」
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「EPISODE10 去年を待ちながら」に登場したメガネユニット。英語の綴りは「PERDITA」。本体同様、模様やマーキングはプリントで再現されています。

背面のバーニアもしっかり作り込まれています。
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取り付ける際はノーマルの後頭部と耳パーツを外して交換します。
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超合金版では頭部をまるごと交換でしたが、figmaの場合顔部分は共用です。

メガネは差し込み式で可動部は設けられていませんが、浅く差し込むことで上下に動かせます。
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浅く、といってもポロポロ外れない程度には差し込まれています。

占星ユニット「シビュラ」
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「EPISODE4 うつろな宇宙」に登場したお星様占いユニット。英語の綴りは「SIBYL」。ちなみにDVD&Blu-ray版の解説書によると、無印ファイアボール映像特典「メイキング・オブ・ファイアボール」に登場した『祈祷ユニット「グリニッジ」』のプロトタイプがこのシビュラなんだそうです。超合金版にはどういうわけか付属しなかったので、figmaの目玉オプションといえるでしょう。

仮面は上下に可動。ペルディータと同様に後頭部を交換して取り付けますが、耳はノーマルのものを使用します。

羽のような部分はクリアパーツで、後ろもしっかり作り込まれています。
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羽は展開状態のみで、収納ギミックは再現されていません。

羽の付け根はボールジョイントで可動式。
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割と脆い作りで、固着して動かないことがあるので取り扱いには注意したほうが良さそうです。

占星棒「ハーシェル」(グラップユニット)
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シビュラとセットの杖。英語の綴りは「HERSCHEL」。ハーシェルという名称は設定上のもので作中は言及されず、商品では「グラップユニット」となっています。というか、グラップユニットがこれのことを指しているのかどうかも定かではないんですが……消去法でこれしか考えられないので、多分そうなんでしょう。

レンズ部分はクリアパーツ。
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可動しそうですが、しません。また黒い部分を覗いてもお嬢様の目の周りが黒くなったりもしません(笑)。

持つときはこう。
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両手で持てます。

自走書記「レジナルド」
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「EPISODE7 嵐が丘」に登場した、フリューゲル家の書記係。英語の綴りは「REGINALD」。CVはビーストウォーズのワスピーターでおなじみの「加藤賢崇」。ちなみに、レジナルドが記録していたお嬢様のポエム「恋はしめさば」はDVD&Blu-ray版付属のサントラで全文拝聴出来ます(笑)。

上部のフタは上下に可動し、内部もきちんと造形、塗装されています。

底面も同様にしっかり造形。
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中央は穴ではなくて黒く塗られているだけで、浮かせて飾ることはできません。そもそも浮けませんが。

お嬢様とのサイズ比はこのぐらい。
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設定通りのサイズ差です。

アクションなどなど

劇中再現は超合金版のほうで一通りやりましたし、キリがないので超合金版では可動、重量の都合上難しかったポーズを中心にお送りします。

「素敵な恋はしめさばのよう。噛みしめると無限に広がる酸っぱいウ―」

「ハイ元気ですありがとーーーーーー」

「このお屋敷を小動物禁止になさい」「ですが」「ペット不可!」「かしこまりました」

このエピソードは前作でお嬢様が「ペットが欲しい」と言い出すくだりの伏線になっています。


飛べません。

マント、実は超合金版にピッタリのサイズだったりします。

お美しい。


ケント・デリカットって今何してるんでしょう。

「お屋敷でお星さま占いセットを見つけたのだ……メイドが」

「占星術をマスターする者。その研ぎ澄まされた五感によりタンスの角に足の小指をぶつけることもなく」

「達人ともなればむしろタンスが小指に恐れをなす」

「貴金属に肌も負けない」

さようでございますか。


劇中では半分に折ってましたが、さすがにその勇気はありません(笑)。

「これは……暗黒星雲!」

「不吉ね」

総括

造形良し、可動良し、付属品良し……と非の打ち所のない内容です。これさえあれば超合金版は必要ないと言い切ってしまってもいいのではないでしょうか。定価4,800円とfigmaとしては高めの価格設定ですが、超合金版が9,450円もするだけにむしろ安く感じます。

ただオプションが充実しているとはいえ、フルセット揃っているわけではないのが残念といえば残念。超合金版に付いていた培養液や便利棒もですが、それより「やぶさめユニット ヨハンII」が欲しかったです。ex:rideシリーズとしてヨーゼフ(バイク)の発売が控えているだけに、尚更そう感じます。

ちなみにヨーゼフとこのドロッセルの価格を足しても超合金以下。いくら大きかったり、立派な台座が付いているとはいえやっぱり超合金高すぎ!と言わざるを得ません。ノーマルのドロッセルは超合金版のほうが良く出来ていたのですが。


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